2017年9月30日土曜日

広告

 2017年9月25日の北日本新聞の広告を調べる。
 まずは一面。


・生まれ変わりの村4   著者:森田健

 リアル証言本と書かれているがタイトルだけでうさん臭い。公式サイトでは、「読むだけで運が上がる!」とまで書かれている。また第7チャクラも開けるらしく、リアル書店での購入とこの著者の作詞作曲したCDのうち一枚を購入すると、その秘伝を特別手記で送ってくれるらしい。


・一瞬で道徳力を引き出す「いい話」 二宮尊徳 奇跡のことば

 著者は石川佐智子。「大行社政治連盟」の比例代表区候補として出馬。大行社政治連盟は、大行社から分派した政治団体。大行社は、指定暴力団稲川会傘下の右翼団体。稲川会の傘下にあるために右翼標榜団体と見做されている。
 ヤクザ系組織と近しい人ですか。

石川佐智子:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E4%BD%90%E6%99%BA%E5%AD%90
大行社政治連盟:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A1%8C%E7%A4%BE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E9%80%A3%E7%9B%9F
大行社:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%A1%8C%E7%A4%BE
ウィキペディア (Wikipedia):フリー百科事典 抜粋


・自律神経は一分で整う!

 出版社は自由国民社。この会社はユーキャン新語・流行語大賞の選定をしている。「保育園落ちた日本死ね」「アベ政治を許さない」等の選出、また香ばしい方々とつながりが深い会社である。



メモ-30面の広告。

・第2回TOGAスクール
芸術・文化による地方創生を考える。

青柳正規氏(前文化庁長官 東京大学名誉教授)
関東州・大連生まれ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%9F%B3%E6%AD%A3%E8%A6%8F

 満州か

メモ:富山民団杯開催!

 2017年9月24日、北日本新聞の25面の広告。簡単にメモ。


日韓親善交流ゴルフコンペ    (韓国政府支援事業)
富山民団杯開催!
ゴルフや懇親会(韓国伝統芸能公演予定)を通じ日韓交流を深めましょう!

参加条件:日韓親善交流に理解があり、懇親会まで参加可能な方。
        日時:平成29年  11/10  金曜日  8:00スタート(プレー費・昼食費は個人負担)
        場所:太閤山カントリークラブ
                 【懇親会会場】とやま自遊館(富山市湊入船町)にて18:30~
                 【懇親会会費】6,000円(参加費・飲食代含む)
募集人数:100名 ※参加人数多数の場合、先着順にて締め切らせていただきます。

申込方法:参加者のお名前(複数可)・代表者のご住所・連絡先(電話番号・FAX番号)をご記入のうえ富山民団ゴルフ事務局までFAXでお申し込みください。

豪華賞品を多数準備しております。皆様のご参加を心よりお待ちしています!

富山民団ゴルフ事務局 【FAX】076-433-2201 申込締切 10/20 金曜日

〒930-0856 富山市牛島町4-3 【お問い合わせTEL】076-433-2626(平日9:00~17:00)※組み合わせは代表者へ郵送またはFAXいたします。

〈主催〉在日本韓国民団富山県本部  〈後援〉在外同胞財団、駐新潟韓国総領事館、富山県日韓親善協会

2017年9月29日金曜日

確信、推論、予測、主観、主張

 アンチ安倍、アンチトランプを隠そうとしない北日本新聞。毎日のように彼らを叩く記事が載るが、どの程度、記者の推論等や情報の発信源が明確にされていないものが書かれているのか、気になったので調べてみた。今回は、”北日本新聞 2017年9月19日”の1面と2面の一部の記事を対象とする。

 まずは、1面右上の「消費税を教育財源」という記事から調べる。
  • 早期解散の判断自体も論点となりそうだ。(5段目)
  • 増税分を子育て支援に充てると訴えれば国民の理解を得やすいとの思惑がある。(8段目)

「台風18号県内通過」は特になし。

「小池新党28日までに結成」
  • 関係者が18日明らかにした。(5段目)
  • 一院制以外では、憲法改正による地方自治の確立、透明性の高い政治の実現などを目指すとみられる。(8段目)

一番下「注目ニュース  高岡市新体育館 会館に遅れ 27面」
  •  2020年春・・・(中略)・・・影響が懸念される。

「天地人」は北日本新聞社内の人間の意見や妄想を堂々と垂れ流す場なので除外。


2面、太枠中の記事「大義見えず身内困惑」
  • 安倍晋三首相による・・・(中略)・・・戸惑いを隠せずにいる。(右側)
  • 民意を問う政治課題は見当たらず、選挙の争点が判然としないためだ。(右側)
  • 首相の発信を・・・(中略)・・・と懸念が広がる。(右側)
  • 首相は18日、・・・(中略)・・・そっけなく答えた。(1段目)
  • 争点としたい新政策や・・・(中略)・・・避けたい思惑が透けた。(1段目)
  • ただ北朝鮮対応が・・・(中略)・・・疑問はくすぶる。(1段目)
  • 自民党幹部は・・・(中略)・・・と予測した。(2段目)
  • 衆院選は・・(中略)・・「改憲への国民の信任と理解されかねない」(公明党関係者。(3段目)
  • ある出席者は、・・・(中略)・・・「親睦の場が、急きょ選挙対策の協議だ」と嘆いた。(3段目)


 抜けているところ、違うんじゃないのかという部分はあるかもしれないが、概ねこんなところでしょう。

 1面の政治に関する記事にすら推論等が入り、2面にいたっては名前も出ない複数の自称関係者の話が書かれている。新聞は事実だけ書けばよく、推論、妄想を書きたければ社説や天地人のような別枠で書けばよい。文章の水増しは事実をぼかすだけで害でしかない。

 この自称関係者は実在するのか、ぜひ名前を開示してほしい。国民の知る権利を謳うマスコミ様なら、当然開示してくれますよね?

2017年9月24日日曜日

解散総選挙の意向

  解散総選挙の可能性が高まっているようで、2017年9月20日の北日本新聞の社説でも取り上げている。「政治空白をつくっていいのか。多くの人がそう疑問を持つだろう。」と世論誘導を試みたり、「国民の見識があらためて問われる。」と、自民公明に投票するような人間はバカだと暗に言っている。「日本はこのまま米国追随でいいのか。」なんて、いまだに戦中と同じように反米感情をあらわにもしている。

 パヨクがここまで反対しているということは、いいタイミングでの解散だということだろう。

 また北朝鮮の核開発等の問題に対して、誰が対応するべきかを選択する選挙でもある。

 民進党の蓮舫前代表は二重国籍問題を持ち、前原現代表は北朝鮮との絆があり、そして北朝鮮への愛を隠そうとしない議員もいる。初鹿明博議員とか。・・・やばいな。

 選挙の結果次第では国際社会からきつい制裁があるのかな。




・北朝鮮の核実験に対する報復としてトランプ大統領が北朝鮮に対して極めて平和的な圧力示唆
http://tokumei10.blogspot.com/2017/09/blog-post_4.html
・実質的にアメポチ自公 vs. 反米北シンパ連合
http://tokumei10.blogspot.com/2017/09/vs.html
・BBCニュース トランプ米大統領、北朝鮮と取引の個人・企業標的にした追加制裁を発表 2017年09月22日
http://www.bbc.com/japanese/41356988
・初鹿あきひろ議員(都議会民主党幹事長代行)のすばらしいお気遣い「病院にいけば?」
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50556376.html

北日本新聞と広告

 北日本新聞といえば、富山が誇る左翼新聞。ありていに言えば、サヨクでありパヨクでもある。この新聞の発行部数は、朝刊23万2483部(平成28年4月)、県内普及率約60%らしい。富山県の人口は約100万人、世帯数は約40万世帯なので、県内では影響力のあるマスコミである。

 そんなマスコミが毎日、左側の妄想で事実に余計な物をつけるおかげで、事実を抜き出そうとすると手間がかかる割に得られる事実が少ない、ということが起こる。

 だがこんな新聞にでも、広告を出しているところはあり、どんな企業が広告を出しているのか興味がわいた。ということで、2017年9月18日の新聞に載っている広告を調べてみた。ただし、全部を調べるのはしんどいので、怪しそうなものだけ調べることにする。



 まずは1面に記載されている広告。一番下側に本の広告のマスが6つあるが、そのうち3つ同じ人物が執筆している本である。そのタイトルは
  • あらゆる病気の原因は「瘀血」にある
  • 皮膚病は病院では治らない 「万病一毒論」-ある医師からの警鐘-
  • 病気は薬では治らない
 これらの著書は、蔡篤俊という台湾出身で千葉大学医学部を卒業された方が書かれたものであるが、なかなか香ばしいタイトルである。”日本医鍼曾 北日本係” と記載されていたのでググってみたが、一件も引っかからない。蔡内科皮膚科クリニックのホームページに記載されている「NAT針療法」も、かなり怪しい。


 次は、
  • がんを小さくしていく正しい知識と向き合い方
 Amazonや楽天でレビューがたくさんあるが、「白頭杉(白豆杉)という健康食品の宣伝本のようだ」と多く書かれている。「承文堂出版」が発行元のはずだが、ぐぐってもこの出版社のホームページがない。社長は誰?


さて次は、
  • 嗅覚障害!こんな簡単な事で匂いが戻った
  • 鼻汁がのどに落ちる、後鼻漏これでスッキリ解消
「日正出版」というところが広告を出しているのだが、これでググるとバイブル商法という言葉が出てきた。 

バイブル商法

バイブル商法(バイブルしょうほう)とは、健康食品や代替療法に関して、その効能、理論、体験談等を書いた本(通称「バイブル本」と言う)を実質的な広告にして医薬品医療機器等法の規制を抜けようとする商法のこと。ステルスマーケティングの一形態である。 ある特定の健康食品や民間療法行為で完治したという内容の本を出し、その本の巻末やしおりなどに健康食品の販売会社や医療機関、民間療法の連絡先が記載されている。その連絡先はその本の著者や出版社と関係が深いことが多い。また、その健康食品はその効果は広く認められているとしても劇的な効能を期待させるのには無理があることが多い。高価な自由診療(保険外診療)や、研究・実験段階の医療であるものも多い。根本的な治療法がなかったり、難治性や末期の病気で苦しんでいる人を対象としたものが多い。またその本の新聞広告なども宣伝を兼ねている。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AB%E5%95%86%E6%B3%95
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 抜粋


 最後は、
  • 手の"ふるえ"が止まる、こんな解決法があった!
 「こころとからだ社」が出版していると記載されているが、検索するとこの会社のサイトは無く、「日正通販」というサイトで購入できる。日正通販は、上記で出てきた日正出版の書籍も取り扱っていて、販売業者の名前は「株式会社日正」。ライフ出版、エース出版、ふく書房、アーク書院の本も取り扱っている。

 責任者は、柳沼正という方で、「株式会社スマイル・ジャパン」健康食品などを販売している会社の代表取締役でもある。


 これ、かなりまずいんじゃない?


 もう一つだけ調べました。

 テレビ欄の下側に、「株式会社Xena(ジーナ)」が”薬用VCシミ対策ジェル”の広告を出しています。この会社、平成29年(2017年)2月2日に消費者庁及び公正取引委員会から景品表示法に基づく措置命令をもらっています。


(平成29年2月2日)株式会社Xena(ジーナ)に対する景品表示法に基づく措置命令について

  平成29年2月2日 消費者庁 公正取引委員会  消費者庁は、本日、株式会社Xenaに対し、消費者庁及び公正取引委員会(公正取引委員会事務総局九州事務所)の調査の結果を踏まえ、景品表示法第7条第1項の規定に基づき、措置命令(別添参照)を行いました。株式会社Xenaが供給する「VCソープ」と称する石鹸に係る表示について、景品表示法に違反する行為(表示を裏付ける合理的根拠が示されず、同法第7条第2項の規定により同法第5条第1号(優良誤認)に該当及び同条第2号(有利誤認)に該当)が認められました。

http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h29/feb/170202_4.html
公正取引委員会のサイトより抜粋


 この会社は、元は株式会社悠香(ゆうか)であり、茶のしずく石鹸を販売しアレルギーを誘発させる健康被害問題を起こした。その後、2010年12月に事業ごとに分社化、その内の一つが(株)Xena。当時の(株)悠香と(株)Xenaの社長は、中山慶一郎である。



 ・・・新聞は金もうけが仕事だから、仕方ないよね。