2017年9月29日金曜日

確信、推論、予測、主観、主張

 アンチ安倍、アンチトランプを隠そうとしない北日本新聞。毎日のように彼らを叩く記事が載るが、どの程度、記者の推論等や情報の発信源が明確にされていないものが書かれているのか、気になったので調べてみた。今回は、”北日本新聞 2017年9月19日”の1面と2面の一部の記事を対象とする。

 まずは、1面右上の「消費税を教育財源」という記事から調べる。
  • 早期解散の判断自体も論点となりそうだ。(5段目)
  • 増税分を子育て支援に充てると訴えれば国民の理解を得やすいとの思惑がある。(8段目)

「台風18号県内通過」は特になし。

「小池新党28日までに結成」
  • 関係者が18日明らかにした。(5段目)
  • 一院制以外では、憲法改正による地方自治の確立、透明性の高い政治の実現などを目指すとみられる。(8段目)

一番下「注目ニュース  高岡市新体育館 会館に遅れ 27面」
  •  2020年春・・・(中略)・・・影響が懸念される。

「天地人」は北日本新聞社内の人間の意見や妄想を堂々と垂れ流す場なので除外。


2面、太枠中の記事「大義見えず身内困惑」
  • 安倍晋三首相による・・・(中略)・・・戸惑いを隠せずにいる。(右側)
  • 民意を問う政治課題は見当たらず、選挙の争点が判然としないためだ。(右側)
  • 首相の発信を・・・(中略)・・・と懸念が広がる。(右側)
  • 首相は18日、・・・(中略)・・・そっけなく答えた。(1段目)
  • 争点としたい新政策や・・・(中略)・・・避けたい思惑が透けた。(1段目)
  • ただ北朝鮮対応が・・・(中略)・・・疑問はくすぶる。(1段目)
  • 自民党幹部は・・・(中略)・・・と予測した。(2段目)
  • 衆院選は・・(中略)・・「改憲への国民の信任と理解されかねない」(公明党関係者。(3段目)
  • ある出席者は、・・・(中略)・・・「親睦の場が、急きょ選挙対策の協議だ」と嘆いた。(3段目)


 抜けているところ、違うんじゃないのかという部分はあるかもしれないが、概ねこんなところでしょう。

 1面の政治に関する記事にすら推論等が入り、2面にいたっては名前も出ない複数の自称関係者の話が書かれている。新聞は事実だけ書けばよく、推論、妄想を書きたければ社説や天地人のような別枠で書けばよい。文章の水増しは事実をぼかすだけで害でしかない。

 この自称関係者は実在するのか、ぜひ名前を開示してほしい。国民の知る権利を謳うマスコミ様なら、当然開示してくれますよね?

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